りこすたいる
スポンサーサイト
--年 --月 --日 (--) --:-- | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
病院の待合室で
2005年 12月 05日 (月) 00:00 | 編集

3年前の話。
私は妊娠がわかって通うことにした病院は、
わりと大きな総合病院。
お会計をするだけで、長い時は一時間近くも待たされる事があった。
老人も子供も妊婦さんも若い人も・・沢山の人で溢れていた。

妊婦だったころ、いくら待たされても、そんなに苦にならず、
お腹に手を当てながら、シアワセな気分で待合室にいたように思う。

それが出産後は、一変した。

娘と一緒に退院できなかった私は、毎日、娘の面会に来ていた。
わずかしか出ない母乳を懸命に家で絞って、それをパックに詰め
冷凍して届けていた。

生まれたばかりの赤ちゃんを抱いてシアワセそうな顔をしている
人を見るだけでも辛かった。

おじいちゃん、おばあちゃんまで一緒に来て、誇らしい顔で
孫を抱いている姿はもっと辛かった。
私は両親に孫も抱かせられていないのに。

ただ前を向いて、なるべく、シアワセそうな人を見ないように
努めていた、待合室。。

でも、ある時、こんな考えが浮かんだ。

子供が欲しくてたまらない人だって通っているだろうな。
妊婦の姿を見るだけで胸が張り裂けそうになっている人も
いるかもしれない。
愛する人の明日の命を祈りながら、通う人だっているんだよな。
いろんな人がここの待合室にはいるんだよな・・・。

子供の障害にも様々なものがあって、落ち着くのが苦手な子供、
新しい場所が苦手な子もいることも知った。
病院の待合室で騒ぐ子供がいたとしたら、その子はもしかしたら
苦手な場所で自分と闘っているのかもしれないのだ。

そんなこと考えもしなかった、今まで・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この世の中にはいろんな人がいてそれぞれいろんなものを抱えている。
実感となって思えるようになったのは、やっぱり娘のおかげ。
周りの人のおかげ。

人気ブログランキングへ(応援のポチッをお願いします♪)
Comment
この記事へのコメント
satoさんと全く同じ気持ちです。私も、娘のおかげで、いろん立場の人がいることに気付くようになった。そして、自分の回り道人生も、子どもがいない期間が長かったことも含めて、いろんな生き方、いろんな境遇の人がいることを勉強してきたんだ、と思います。すべてを経験するわけにはいかないけれど、少なくとも、いろんな世界のいろんな状況の人の心を思いやることはできる。それをどれだけ感じることができるかが、その人の、心の深さでしょうが、私は、たぶん、自分が障がいのある子を持たなければ、そういうのは別世界のこととしか、とらえられない人間だったかもしれない。でも、娘が生まれてから、いろんなものが見えてきた。本当に感謝しています。
2005/ 12/ 05 (月) 05: 24: 03 | URL | カメ  # 79D/WHSg[ 編集 ]
私も同じです。D男のおかげでいろんなことを知りました。そして何倍も楽しい人生を送ってます。本当に感謝です。
病院といえば、東京の聖路加病院の小児科部長の細谷亮太先生をご存知でしょうか、仙台の子ども病院にもいらしてますよね。
彼が1月に講演されます。宮城県こどもセンター?の主催です。今一番大切なものは何?とお話しされると思います。たぶん子どもに絵本を読み聞かせましょう、と言うでしょう。
小さい子もいて大変かとは思いますが、ぜひ、聞いてほしいと思います。私達大人がこの現実の中で必要なことと思います。周りの人にも勧めて下さい。
2005/ 12/ 05 (月) 07: 28: 10 | URL | みのじ # 79D/WHSg[ 編集 ]
本当にいろんな人が集まっている場所なんだよね。
そのひとりひとりが誰かにとってかけがえのない大切な存在なんだろうな。
そんな当たり前の事に気付くことができない自分は、なんて身勝手で小さい人間なんだろう・・・
今は通院する時はひとりではきびしいので、ヘルパーさんに手伝ってもらってるけど、それでもつい「一番大変なのは私!」って思う事があるもんな。
satoちゃんの域にはまだまだ行きつけない私。
未だにゆうなっちを「あかちゃん」って呼ばれるとむっとするし。人の目も言葉にもピリピリ攻撃的になってる。
多分まだ、すべてを受け入れてないんだろうな。
大きいおかあさんになりたい・・・いつかはきっと・・
2005/ 12/ 05 (月) 16: 40: 48 | URL | 太人魚 # 79D/WHSg[ 編集 ]
satoさんのこうゆうところが
素敵です
こんなに前向きで
つらい思いもたくさんあるとおもうけど
りこちゃんと
思いっきり生きている
本当に素敵なママだと思います
今日の私のページで
サンタのパンのプレゼントを
書きました
よかったらメールくださいね^^
2005/ 12/ 05 (月) 21: 03: 15 | URL | 満里子 # 79D/WHSg[ 編集 ]
もう一人妊娠されたのかと思いました・・
でも、待合室でのこんなキモチ、わかりすぎるくらいです。私も冷凍した母乳を持っていつ抱けるかわからない我が子に面会するため素通りしていた病院の待合室の風景思い出しました。
そしてはるが生まれてなかったらもてなかったこんなキモチ。ホント有難いです。ちょうど私も今日ブログでそんな気持ち書いたばっかりですのでよかったらのぞいてくださいね(*^_^*)
2005/ 12/ 05 (月) 22: 14: 13 | URL | けいこママ # 79D/WHSg[ 編集 ]
カメさんへ
カメさんのコメントは、私がこの記事でうまく言えなかった内容そのものです。(文才が少しでもあればいいのにっていつも思うわ)
私も晩婚&子供がいない時期もながかったこともあっていろんな世界を見たつもりでした。でも娘が生まれてまた世界が広がってとても嬉しい。私の知っていたつもりの世界は小さかったんだってことも気付かされてよかったと思います。
あ~あ、心が深い人になりたい!娘が先生ですね!
2005/ 12/ 05 (月) 23: 38: 41 | URL | sato # 79D/WHSg[ 編集 ]
みのじさんへ
細谷亮太先生の講演ですね!絶対聞きにいきたいです。きっと言葉が胸に染みてくるんだろうなぁ。こういう刺激ってとても大事ですよね。
常にアンテナも張っておかなくちゃですね!
2005/ 12/ 05 (月) 23: 45: 42 | URL | sato # 79D/WHSg[ 編集 ]
太人魚ちゃんへ
いいの、いいの、アナタはそのままで!
だってとても素敵なママやってるじゃない。それに私なんて楽なもんだよ。夜は寝るようになったし、吸入も最近やらなくてもいいようになったし、手をかける部分が少なくなってきた。だから少し余裕が出てきたのかもしれないだもん。「一番大変なのは私!」って思う事も当然だしヘルパーさんに頼るところはちゃんと頼らなきゃね!
そして少しづつ体力的にも精神的にも楽になっていくといいね。
近く飲み会やろう~ はじけようね♪
2005/ 12/ 05 (月) 23: 53: 34 | URL | sato # 79D/WHSg[ 編集 ]
満里子さんへ
満里子さんにそんな言われると、なんかこそばゆいような…でも、嬉しい言葉、ありがとうございます。
確かに辛い思いもしたこともありましたが、前向きな考え方に、前向きな生き方に変わったのは娘のおかげですね。
プレゼント、お言葉に甘えてメールさせてもらいますね。素敵なクリスマスになりそう!
2005/ 12/ 06 (火) 00: 00: 13 | URL | sato # 79D/WHSg[ 編集 ]
けいこママさんへ
ありゃ!まずい(^_^;)確かに誤解されちゃう書き方しちゃった!慌てて一文付け足しちゃいました~
けいこママの記事読みました。私も、本当に同じようなことを考えていました。(でもうまく文に出来なかったんですが、さすが、けいこママです。)私も以前は気付きもしなかったことですが、娘のおかげでいろんな人がいることを知りました。私たちが少しでも伝えていく事も大事なことかもしれませんね。本当にそう思います。
2005/ 12/ 06 (火) 00: 09: 19 | URL | sato # 79D/WHSg[ 編集 ]
昨日、記事を読んだとき”だ・第二子だ!”と・・けいこママ同様に思ってしまった私・・(^^)
うん、この気持ちすごいすごいわかる。
搾乳も辛かった・・・ちいちゃんが大学病院に運ばれて、私は産院に何日かいたから元気な赤ちゃんの泣き声、おっぱいをあげるママ、全て辛く感じた。
一ヶ月検診の時、みんな赤ちゃんと一緒に来る所に私ひとりで行くのがイヤで日程を変えてもらったりもした。
でも、今、時間を掛けて日々わかって来た事は、satoさんや皆さんと一緒!
産婦人科の待合室、小児科の待合室にもみんなそれぞれいろんな気持ちでいるんだよね。
今まで知ることのなかった難しい病気もいっぱい知ったし、ちいちゃんを産んでからの人との接し方も随分変わったと思う。
誰かの歌じゃないけど、”涙の数だけ強くなったし、優しくもなれた”とおもってます。
がんばって産まれてくれた娘に感謝です。
2005/ 12/ 06 (火) 06: 02: 00 | URL | ちいママ # 79D/WHSg[ 編集 ]
遅ればせながら私も同じような思いです。
でも・・・同じ症状でもうちの場合・・・どうやらまだまだ「いい方」とお話されました。みんなもっともっと辛い経験されてるんだ。乗り越えてきてるんだ・・・とそんな思いで拝見させて頂いています。だから頑張れます。
私はおっぱい噴出すほど出てたんです。上の子たちの育児中ミルク育児のお母さん達を見ては「赤ちゃんのためにも母乳がいいのにな…」と勝手に思ってしまっていました。今の我が子は保育器でミルクで過ごしてしまってからどんなにお乳を含ませても飲もうとしませんでした。搾乳しても飲もうとしませんでした。そして、その後何回かの入院・・・とうとう、母乳は産後二ヶ月で止まりました。母乳で育てたくても赤ちゃんのほうがミルクのほうがいいって言う場合もあるんだって自分の身で分かりました。依然私が思ってたことは自分善がりだったって反省出来たんです。satoさんありがとう。
2005/ 12/ 06 (火) 09: 00: 23 | URL | ファンタジア # 79D/WHSg[ 編集 ]
私も全く同じ思いでした。
産後すぐ娘が搬送されたので、ミルクを届けにいくことが、唯一母親としてその時の私にできることでした。だから昼夜問わず、懸命に娘のことを思いながら搾り出してました。
2ヶ月くらいそんな生活を続けた後、小児病棟への付き添い入院を進められました。
最初に小児病棟を訪れた時は、不安が大きく、また小児ガンや白血病の薬の副作用で髪がぬけてしまった子供達もたくさんいて、初めて目にする光景にショックが大きく、まともにその子達を見る事ができませんでした。でも、同じ場所で同じ時間を過ごしているうちに、その子供達に元気をもらっている自分に気づきました。
2005/ 12/ 06 (火) 17: 26: 40 | URL | か~ちゃん # 79D/WHSg[ 編集 ]
(つづき)
副作用できついはずなのに、娘のために綺麗な飾り物を作ってプレゼントしてくれたり、手術の前には頑張れ!ってメッセージ入りの似顔絵を描いてくれたり。本当に大変な病気と闘っているはずなのに、そんなこと全く感じさせないきらきらとした明るさと優しさがあって。
今思うと、病院で過ごした3ヶ月間はいろんな人に出会い、色んな事を考えさせられた貴重な時間でした。人生無駄なことなんて一つもないって言われるけど、本当にあの入院生活があったお陰で、今も頑張れるんだなって思いました。
改めていろんな事を考えさせてもらえるsatoさんのブログにも感謝です。
2005/ 12/ 06 (火) 17: 27: 39 | URL | か~ちゃん # 79D/WHSg[ 編集 ]
ちいママさんへ
二人目?って思った人が大勢いたらしく、まったく文章には気をつけなくちゃね~
病院っていろんな人の生きる姿をまじまじと見せられるところだよね。
病院で、私の通過した事の重さ・深さはちいママの比じゃないかもしれないけど…。でも気持ちは本当にわかるよ。涙の数だけ強くなれる…だね、ほんと実感してる。そんな今の自分の方が前の自分よりも好きになったし。ちいママもきっとそうでしょ!
入院の前にお会いしたいなと思っているんですが、木曜日の午後はいかかでしょうか?あとで連絡しますね。
2005/ 12/ 07 (水) 01: 39: 48 | URL | sato # 79D/WHSg[ 編集 ]
ファンタジアさんへ
母乳育児。これについても思い出が多い私です。ファンタジアさんでさえ、産後2ヶ月で止まってしまったんですね。私は初めから出が悪いのに、病院が母乳育児を推進しているところで、厳しかったんです。でも一子目だし、わからないので指導されるがまま、マッサージとかされて、がんばれがんばれと、言われ続けました。今となれば、赤ちゃんが吸うことも出来ないのに…だんだんと出なくなって当たり前ですよね。でもやっぱり、愛情が薄いと思われたくないとか、私ができる事はこれだけ、、なんて思って意固地になって搾乳していました。
がんばんなくてもいいんだよって言われたらどんなに楽だったかと思ってます。
2005/ 12/ 07 (水) 01: 47: 37 | URL | sato # 79D/WHSg[ 編集 ]
か~ちゃんさんへ
無駄な事はひとつもなくて、だから今頑張れるというコメントを読んで泣きそうになりました。
か~ちゃんさんは、経験された事を無駄にしない生き方をされていることをすばらしいと思いました。素直に感じた事を、自分の中で消化して、生きる力にされているんですよね。
コメントを記事にも掲載させてもらいました。いつも気付かされたり、感動したり、勇気が湧くコメントを寄せてくれてありがとうございます!
2005/ 12/ 07 (水) 02: 14: 50 | URL | sato # 79D/WHSg[ 編集 ]
この記事、とても素敵なものでした。
愛する人が、生きてそばにいてくれる、
毎日あえる、
それがどんなに素晴らしいことか、忘れずにいたいです。
2005/ 12/ 08 (木) 15: 08: 08 | URL | Mao # 79D/WHSg[ 編集 ]
Maoさんへ
愛する人が生きているだけで、そばに居てくれたらもっと幸せなこと…そのことに尽きるかもしれませんね。
いつもMaoさんに真をついた言葉にはっとする私です。ありがとうございます。
2005/ 12/ 08 (木) 23: 54: 34 | URL | sato # 79D/WHSg[ 編集 ]
コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
私の好きなサイトにりこすたいるという 素敵なサイトがあります。 そこにこんな一文...<emoji:snow>Maoさんへ愛する人が生きているだけで、そばに居てくれたらもっと幸せなこと…そのことに尽きるかもしれませんね。いつもMaoさんに真をついた言葉にはっとする私です。ありが
2005/12/07(水) 22:46:16 | 感謝のコトノハ
copyright (C) りこすたいる all rights reserved.
designed by polepole...

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。